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こちらの記事では、家づくりを検討する際に参加したい「住宅見学会」について紹介します。どのような見学会の種類があるのか、また見学会に行く場合に注意したい点についてもまとめました。
「構造見学会」では、建築途中の家を見学しますので、基礎や構造部分など住み始めてからは見れないところをしっかりとチェックできます。例えば、構造体や断熱材がどのように施工されているのかを見れる貴重な機会であるといえるでしょう。
また、現場では業者がどのように家づくりに取り組んでいるのか、現場の清潔感や資材の管理方法などについても確認できるといった面もあります。
家が完成し、オーナーに引き渡しが行われる前の住まいを見学できるのが「完成見学会」です。完成見学会には、多くの場合設計担当者や営業担当者がいるので、住まいを見学して気になった点をどんどん質問できる点がメリットといえます。また、自分の家に取り入れたいポイントを見つけることもできるでしょう。
さらに、その家を建てたオーナーの家族構成やこだわりを聞いてみることによって、間取りを検討する際のヒントにもできるはずです。それぞれの部屋の広さや採光、動線などをチェックしてみてください。
「オーナー様宅の見学会」では、実際に住んでいる家を見学できます。住み心地や家づくりの体験談など、リアルな意見を聞ける貴重な機会となります。
実際に設置している設備の使い心地を聞くこともできますし、家具や家電が入った時にはどのような雰囲気になるのかを確認することで具体的なイメージをもって家づくりに取り組めるようになるでしょう。
まず、建物や家具は傷つけないように注意することが必要です。カバンについているキーホルダーや金具で気づかないうちに家具やクロスなどを傷つけてしまったり、厚手のコートで壁を擦ってしまったりする可能性もゼロではありませんので、いつも以上に気をつけながら見学するようにしてください。
見学をする場合には、必要以上にものを持ち歩かないようにするのがおすすめです。
見学会では、靴を脱いで家の中に上がります。そのため、上履き(スリッパなど)は自分で用意していくと良いでしょう。加えて、真夏の時期だったとしても、靴下は着用して見学会に行きたいものです。
また、手袋についても用意していくとスマートです。
見学会に参加する場合には、写真撮影にも注意が必要です。今後自分が住む家であれば問題はありませんが、特に「オーナー様宅の見学会」の場合には、実際にその家に住んでいる方がいることから、勝手に撮影しないようにしましょう。どうしても撮影したい、という部分がある場合には、オーナーの方に撮影しても良いかどうかを確認して、了承をとってから撮影するようにしてください。